ご挨拶







北海道 

登別市立緑陽中学校
 学校長 新沼 潔



平成最後の年を迎えて

 平成最後の年が始まりました。30年に及ぶ平成の時代、社会も学校も大きく変化してきました。当たり前と思ってきたことが次々に変わってきた時代でありました。中学校においては例えば数々の学校行事の変革(春の遠足・秋の遠足・マラソン大会・写生会・球技大会等の廃止や運動会・学校祭・修学旅行の縮小等)は授業時数の確保を最重要課題として行われました。
 生活の決まりでは男子の学生帽がなくなり、ジャージ登校が認められ、昨年からは「置き勉」も認められるようになりました。そして、子どもたちにとって何より大きな出来事はインターネットの普及に伴う情報化社会への順応でした。まだ判断力や自制心が十分に身についていない子供たちに容赦なく降り注ぐ逆らい難い誘惑を伴った情報の嵐。メディアとの戦いはこれからも続いていくでしょう。
 平成が終わり次はどんな年号になるのでしょう。そしてどんな時代になるのでしょう。子供たちはどんな時代を生きていくのでしょう。
 一つはっきりしていること。それはAI時代の到来です。情報化の先にあるAIとの共存。20年後には現在ある職業の6割はAIやロボットにとって代わられるといいます。 
 映画や漫画の世界がすぐそこに来ています。そんな中、出遅れたものや変化についていけないものには非常に生きにくい世の中となるでしょう。ゲームやSNSで遊んだり、現実逃避に興じている場合ではないのです。
 学校では、そんな未来を生きていく子供たちに今必要な力を身につけさせることを大きな使命として教育を進めていこうと考えています。そんな中でこれからは家庭や地域社会との連携・協働は絶対に不可欠であります。子どもたちの明るい未来・将来のために今後とも緑陽中学校へのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

平成31年1月

子どもの健全育成を願って
 明けましておめでとうございます。今年一年、すべては子供たちの健やかな成長のため本校は全力で頑張ってまいります。保護者の皆様、地域の皆様よろしくお願いいたします。
 さて、今、子供たちの健全な成長を考えるとき避けられないのは携帯・スマホ・ゲームといったメディアとの付き合い方です。本校の子供たちは所有率・使用時間共に全道全国平均を超え、明らかに学力向上に悪影響を与えているものと思われます。「やるべきことをやればゲームやスマホをやってもいいじゃないか」とお考えの保護者の皆さん。それは違うのです。脳の働きでゲームをやりすぎるとせっかく勉強したことが消えてしまうことがわかってきました。また、最近、WHO(世界保健機構)がゲーム依存を疾病として追加することとなりました。さらに、政府はこの度、小・中学生に携帯スマホを与えるときは販売店でのフィルタリング設定を義務付けることになったようです。せっかくの子供たちの可能性や未来を携帯スマホなんぞにつぶさせるわけにはいかないのです。
 学校では、その危険性や正しい使用について繰り返し指導しています。また、学校への持ち込みを許可する予定は全くありません。このことはすべて家庭生活での問題なのです。子どもが自立して生活できるようになるまでは親の責任です。こんな危険なものを与えて後は知らない!これは親の責任放棄であり一種のネグレクトであると考えます。乗り越えるべきは買い与えたときだけの子供の喜ぶ笑顔です。親として、責任のある保護者として頑張ってください。何かあったときすべての責任を負うのは親なんですから。
 かつて、子どもにアンケートで聞いたことがあります。
 「もし、あなたが中学生を持つ親になったら、携帯電話を持たせたいと思いますか?」この問いに子供たちは80%を超える子供が「持たせたくない」と答えていました。
子供たちの健やかな成長を心から願っています。
平成30年1月 15日

平成29年度のスタートにあたって
平成29年度の始めにあたり、一言ごあいさつ申し上げます。
本校は今年度、115名の新入生を迎え、全校生徒386名でスタートを切りました。今年は1年生が4学級(このままですと2年生では3学級)2年生が160名の4学級、3年生が118名の3学級、特別支援学級2学級で13学級の編成となりました。昨年と比較すると生徒数で44名減、学級数で2学級減となりました。とはいえ市内では最も多くの在籍数の中学校です。
 現在、子どもたちは大変に落ち着いた生活を送り、あいさつや礼儀もしっかりとできています。多くの子どもたちは部活動に熱心に取り組み、勉強や諸行事にもしっかりと取り組んでいます。これらは学校だけでなく保護者の皆様・地域の皆様がこれまで温かくも厳しい教育活動を続けてきた賜物であると思います。
 「現状維持は後退と同じである」といいます。本校では常により良い学校であることを目指して、教育活動を改善し続けてまいります。
今年の新たな取組をいくつか紹介します。
1. 職業体験学習
 数年前に廃止した職業体験学習を学校運営協議会からの要望を受けて再び実施することとしました。実施学年は2年生です。予定としては学校祭後の秋に行うこととしました。
2. 朝学習の実施
 基礎学力の定着を目指した朝学習を実施することとしました。これまで朝読書を行ってきましたが登校時間を5分早めることで朝学習も併せて行うこととしました。少しでも学力向上につながればとの願いからです。今年度は国語と数学で実施します。
3. 三校合同地域避難訓練の実施
 9月2日(土)に土曜授業として富岸小・青葉小・緑陽中の3校合同で地域の皆様の協力をいただき、津波を想定した避難訓練を実施することとしました。
その節はご協力をお願いいたします。

 保護者の皆様には負担をおかけすることも多いと思いますが、『すべては子どものため!』ですので重ねてご協力をお願い申し上げます。
 以上、新年度のスタートにあたってのごあいさつとさせていただきます。

平成29年4月1日

「明けましておめでとうございます。」
新年明けましておめでとうございます。
穏やかな正月が過ぎ、子どもたちは元気に3学期をスタートしました。受験を控えた3年生もいますので体調を崩さないよう十分注意してほしいと思います。
  さて、2月3日は節分。暦の上では春がやってきます。北海道ではまだまだ寒い日が続きますが・・・。
節分には豆まき。この行事は奈良時代から続く伝統行事です。
日本では古来から北東の方角を「鬼門」と言って、よくないことの起こる方向として嫌われてきました。
 この北東は昔の呼び名では「うしとら」と呼びます。道理で鬼は牛の角に虎のパンツというスタイルですね。そこで鬼に豆をぶつけて厄災を追い払い、福を呼び込む行事となったようです。
 ちなみに、鬼退治のプロ「桃太郎」のお付きの猿・キジ(鳥)・犬は鬼門と反対の方角にあたります。
 また、近年はやりの「恵方巻き」。これは福を巻き込む。縁を切らないために丸かじり。といった意味で大阪で行われていたものが関西に広がり、さらにコンビニでのPRで全国に広まったようです。
 いずれにせよ、家族を厄災から守り、健康で幸せな1年になることを願う行事であります。
 「ごりやく」があるないは別として、家族が声を合わせてみんなの幸せを願い豆をまく、そのことは家族のきずなを深める上でとてもよいことに思えます。
 今年も本校では確かな学力とともに豊かな心やたくましい心をバランスよく育てるよう全力を尽くしてまいります。保護者の皆様、地域の皆様今年もよろしくお願い申し上げます。
平成29年1月19日

平成28年度の初めにあたって
 平成28年度の始めにあたり、一言ごあいさつ申し上げます。
本校は今年度、166名の新入生を迎え、全校生徒430名でスタートを切りました。市内では最も多くの在籍数の中学校です。
現在、子どもたちは大変に落ち着いた生活を送り、あいさつや礼儀もしっかりとできています。多くの子どもたちは部活動に熱心に取り組み、勉強や諸行事にもしっかりと取り組んでいます。これらは学校だけでなく保護者の皆様・地域の皆様がこれまで温かくも厳しい教育活動を続けてきた賜物であると思います。
しかし、どんなに素晴らしい学校であっても現状に満足していては学校はだめになっていきます。これまでの伝統を引き継ぎつつも、少しでも学校力を向上させるべく、全力で学校経営にあたってまいりますので、これまでに増してのご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。 
 
 さて、今年も全国学力・学習状況調査が実施されます。
全国学力・学習状況調査では改善傾向にはありますが残念ながら北海道は下位に位置しています。
 一方、現在首位を走る秋田県も1961年に行われた同じ調査では北海道とともに下位に位置していました。しかし、秋田県はそこから数十年間、教育委員会・学校・保護者が一体となった取組を続けることにより成果を上げてきたのです。
 学校の役割の第一は子どもたちに確かな学力を身につけさせることです。そのために本校では授業の改善や様々な方策を実施してまいります。ご家庭においてもテレビやゲーム・ライン等に多くの時間を使うことなく宿題を必ずやることや予習・復習の習慣化にご協力をお願いいたします。
 
 登別市では「ケータイ・スマホ3つのルール」が市P連・教育委員会・校長会が共同で宣言されました。
 ・1日の使用時間は2時間まで
 ・9時以降は使用しない(部屋に持ち込まない)
 ・フィルタリングをかける
是非、この宣言を大切に家庭でのご指導をよろしくお願いいたします。
また、子どもたちがすこやかに育つためには「早寝早起き朝ごはん」が大切といわれます。これだけはご家庭にお願いするほかはありません。必ずしっかりと朝食を食べさせて学校に送り出していただきますようお願いいたします。
保護者の皆様には負担をおかけすることも多いと思いますが、『すべては子どものため!』ですので重ねてご協力をお願い申し上げます。
 以上、新年度のスタートにあたってのごあいさつとさせていただきます。

平成28年4月6日